へどろを有効利用して美しい阿蘇海を

汚染源を絶って自浄作用を

 
天橋立と阿蘇海
日本三景の一つ天橋立の内海”阿蘇海”は、閉鎖性の海のため大量のへどろが堆積し、水質汚濁、漁獲量激減等の原因となり、観光イメージの低下、漁業の衰退を招いています。へどろから窒素、りんなどの栄養物質が溶け出して植物プランクトンを発生させ、それが水質悪化や魚の棲めない無酸素水域を広げているからです。しかし現状のへどろ対策には膨大な費用がかかるうえ、恒久対策にならない問題があります。
窒素、りんなどの栄養物質は、通常へどろの表層数cmに濃縮する傾向にあります。そこで阿蘇海のへどろの表層を常に除去して濃縮層を減らし、それを人工ゼオライト、シリカゲル、吸湿材などの有用物質に変えて地域で利用すれば、へどろ対策に費用をかけず、むしろ地域に利益をもたらしながら阿蘇海の自浄作用を促し、その環境を自ずと修復できると考えます。

阿蘇海をへどろ対策のモデルに

へどろに悩む海、湖沼は全国いたるところにあります。しかしへどろを有効利用して海を浄化しようとする例はなく、阿蘇海を全国に先駆けたへどろ対策のモデルとすべく、NPO法人ブルーシー阿蘇を立ち上げました。

メール;bluesea.aso@gmail.com

0 件のコメント:

コメントを投稿