2012年11月4日日曜日

振り込め詐欺?

  昨日インターネットのプロバイダ-から電話がありました。「準備が整ったので、いまの100メガから1,000メガにバージョンアップしたいと思います。工事は特に必要なく、モデムの交換だけなので費用はかからず、通信料もほとんど変わりません。ご都合をお聞かせください」とのこと。すっかりいま契約しているプロバイダーとばかり信じ、使用中のモデムについて話しているとどうも様子がおかしい。問いただすと全く別のプロバイダーだという。「お金がかからないとはいえ、信義にもとるのでは?」と断ったが、あとで家内に聞くと「いまのプロバイダーとは”3年継続利用”の条件で割引料金になっており、勝手に乗り換えたら違約金を取られる」とのこと。このプロバイダーにすれば、確かにこちらをだましてはいないかも知れない。しかし勝手に乗り換えさせられ、違約金を取られるこちらにすれば、やはりだまされたことになり、一種の振り込め詐欺? と思った次第です。
羊の皮をかぶったオオカミ
  新聞の特集に、最近の野菜ジュースのパッケージにはほとんど「無添加野菜」、「食塩・砂糖無添加」などと書かれているとありました。野菜ジュースには普通砂糖や食塩は加えないそうなので、それを表現していると云われれば、確かにメーカーとしてウソは云っていないのでしょう。しかし「無添加」と聞けば「食品添加物ゼロ」をイメージし、「食塩・砂糖無添加」と聞けば、ことさらに「健康志向を狙った商品」と勘違いするのが普通。やはり一種のだましではないかと考えてしまいます。コンビニ弁当の「保存料不使用」にも注意が必要とか。表示義務のない添加物を代わりに使っているからで、ときにはそうした添加物を本来の保存料の10倍量も使っているというからあきれます。こうなるともう完全な「だまし」で、職業倫理もなにもないといった感じです。あまりにも便利(楽?)な生活を求めすぎる今の日本、かなりおかしい? と思います。特にこうした風潮が毎日の食事に及ぶことを心配しています。

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